携帯電話会社のスマホを売り込むCMを見ていて思う事
最近、各種携帯電話会社がスマートフォンに対するサービスなどのCMをやっていますが、内容的に、誤解を招く内容があると思っています。
それは、「対策ソフトでウィルスセキュリティも完璧!」とか言っている事。
これ、真っ赤な嘘です。
国のネット関連情報を提供している、情報推進機構(IPA) http://www.ipa.go.jp/
ここに出ているスマートフォンに対するセキュリティに対する啓発記事
http://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/pr2012/general/03_smartphone.html
ここを見ると書かれていますが、ウィルス対策ソフトも大切ですが、問題は意識。
ウィルス対策ソフトは5番目に書いてあります。
1番目のアップデートをする。
iphoneは自分でアップデートをする必要はありますが、androidではアプリに対しては自動更新してくれる様です。とは言え、パケット料金がかかるとか、バッテリーの持ちが悪いとか言って、自動更新を停止にしている人も中にはいます。
2番目の改造はしない。
これはiphoneの脱獄ですね。脱獄した時点で何が起きても不思議では無いと言う事。
3番目の信頼出来る場所から…
iphoneは脱獄しないとアップルストア以外からはダウンロード出来ませんがandroidはどこからでもダウンロード出来ます。(基本はダウンロード出来ない設定にはなっていますが、解除は簡単)
androidについては、androidマーケットなら安心と言う話しもあるけど、これも間違い。安心ではありません。
4番目のアクセス許可を確認する
androidマーケットで公開されているアプリでもウィルスが混入されている物があります。
androidの場合、インストール時に何に対してアクセスするか表示をして許可を与えてインストールをします。
例えば、単なる時計のアプリがSMSの送信許可など必要になる訳はありません。こういう見極めが必要になります。
5番目、ウィルス対策ソフトを入れる。
ウィルス対策ソフトですが、PCと違いandroidの場合、androidの仕様として、サンドボックス構造になっています。
これは、インストール時に許可したアクセス権限しかアプリがアクセス出来ないと言う事です。
つまり、ウィルス対策ソフトはandroidの根幹部分に対してはアクセス出来ません。もし、根幹に近い部分を乗っ取るウィルスなどの場合、ウィルス対策ソフトがアクセスしてチェック出来ない可能性もあります。
つまり、ウィルス対策をしたから、全然に大丈夫ではありません。
6番目、スマートフォンは小さなPC
スマートフォンは携帯電話(フィーチャーフォン)の延長ではなく、PCに通信機能(通話やメール、通信に特化した機能)を付けた物です。
スマートフォンは外部からアクセス出来る機能を持っています。
正しく使えば、紛失時に場所の特定が出来たり、データ消去など出来るために非常に便利ですが、この機能を悪用するウィルスに使われたらどうなるか?
他人から居場所を特定され、勝手にデータを見られ、勝手にメールを送信したり勝手にサイトにアクセスをする(これらの事象は実際に行うウィルスが確認されています)
乗っ取りと言われる行為が起きます。
それだけにセキュリティ意識が必要と言う事になります。
今や高校生から年配者まで使っているスマートフォン。
私個人的には、利用者が各々本当にここまで理解して認識をしているのか疑問があります。
少なくても、最低でも、自分の使うスマートフォンについては自分でしっかり対策や認識をして使う。
そういう意識は必要だと思っています。
詳細は掲げたIPAのホームページにアクセスをしてみて下さい。税金で運営されている国の組織です。知らないよりは知っていて欲しい事ですし、知らないと自分が被害を受ける事です。
いろんな事が出来るスマートフォンですから、悪用してもいろんな事が出来ます。便利だけに悪用する方にも便利な物。そういう意識は必要だと思います。

